カサブランカ [ドラマ]
まず時代背景が、多少は世界史を知ってる人(第二次大戦のドイツによるパリ入城)は、よくわかると思う。そうでない人も、昔の恋人をどこかへ逃がすという、ハンフリー・ボガードの渋い優しさは感じられるだろう。
この映画で外せないのが、テーマ曲“As Time Goes By” だ。この曲は日本語では “時の過ぎゆくまま” と訳されているけれども、ボクは個人的にこれは 誤訳 だと思っている。
歌詞から判断すると、“時が過ぎゆきても” の方がしっくり来ると思う。“As” の解釈なんだが、これには「~しても」という使い方がある。
まあ、そんなウンチクはどうでもいいとして、この映画の最大の見せ場は、ラストシーンにあると思う。かつての恋人(イングリッド・バーグマン)を、現在の夫とともに逃がすために、ボガードが邪魔者を打つ、それを知った公安関係者が、ウソをついて、ボガードを逃がす。
https://www.youtube.com/watch?v=Tofo7uGLDxk
それにしても、この映画のテーマ曲は、私の鼻歌になっているほど気に入っている。
ぜひ聞いて欲しい。
https://www.youtube.com/watch?v=d22CiKMPpaY
少女漫画 [ドラマ]
最近、高校生モノの青春映画を好んで観てる。自分のあの頃と思い照らしながら、あー、相手にきちんと気持ちを伝えれば良かったなーとか、あいつが彼を殴ったんだよなーとか、あいつが好きだった彼女を取っちゃたんだなーとか、アレコレと思い起こされる(共学だったから)。
そういうアレコレをPCで映画で観ると、何とも言えない思い出が蘇ってくる。あ、やっぱりあの頃は、青春してたんだなーと今になって懐かしむ。
そういった青春映画の原作を見ると、これがことごとく少女漫画なのだ。小説でもない。だからあの時、相手に少しでも優しい言葉をかけていたら・・・と、少女漫画の世界にハマりこむ。こんなオジサンは、やっぱりキモいんだろうか。