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サプリと処方薬 [生活]

テレビを見ていると、やたらサプリメントや特保の宣伝が多いんだけど・・・

「効能を保証するものではありません」とか「個人の感想です」という文字が必ず入っています。

「毎朝お腹もスッキリ」とか便秘に効きそうなことを言っているサプリメントも、もし公式に効能を謳ってしまうと、薬機法違反になりかねないので、そういう但し書きをしているのでしょう。

つまり「ぜんぜん効かないこともありますよ」という意味です。

そのくせ、サプリメントというのは、値段がバカ高いですね。一日当たりの錠数や「最初の1カ月の特別価格」ではない通常価格を良く読むと、高血圧とか便秘対策だけで月に¥5000以上かかっちゃうこともザラです。

サプリメントに含有されている、抽出された「成分」だけを錠剤で飲んでいても、ほとんど効果がないという話もあります。

例えば、ビタミン摂取を謳った飲料(100%の野菜ジュースなど)は、飲みやすくするするために、食物繊維などを取り除いていることが多く、そのためにせっかくのビタミンを、きちんと吸収できないらしいです。

同様に、グルコサミンやコンドロイチンをサプリメントとして摂取しても、軟骨が再生したり痛みがやわらぐことは、臨床的にはないそうです。このようなサプリメントは、胃や腸の消化液で粉々に分解されるだけだという見解です。

ビタミンを摂りたければ野菜を食べる、DHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)などのオメガスリー脂肪酸を摂りたければ、青魚を食べる、こっちの方が有効で安上がりなのではと感じます。


何かの「成分」は、食材として日常的に摂取する方が賢明じゃないかな。


ここからは、正反対のようにも取れるお話をします。

実は秀峰、健康診断で、血糖値と血圧と脂質異常を指摘され、さらに動悸と便秘にも悩まされていました。

それで、血糖値や血圧に有効だとするサプリメントを飲んだり、動悸や便秘に効く市販薬を飲んでいました。でもあんまり効いていない。

ところが数年前に、急病で死にかけて入院した時の主治医に、こうした悩みも相談したところ、「薬に頼るのも悪いことじゃないよ」と言われて、その医師がとても信頼できると感じたので、医師の判断による処方薬を飲み始めました。

そしたら、血糖値と血圧と脂質異常も正常に戻り、動悸や便秘もすっかり解消しました。

すべての悩みが解決して、しかも、お薬代も保険が効いて3割だけの負担なので、診療費とすべてのお薬代の合計の支払額が、月額¥5000未満に納まっています。なので秀峰は「処方薬最強説」を唱えています。

具体的な症状がつらい場合には、医療機関にかかって、この先生は信頼できると思えたら、お薬を処方してもらえば、医師と連携した薬剤師による無料相談も付いてくるので、けっこう安全でコスパもよいと思っています。

これは、医師会や製薬会社の提灯記事ではないですよ。純粋に個人的な体験談です。

私の友人で、医師から高血圧を指摘され、投薬を勧められたけど、「一生クスリを飲み続けることになる」「クスリに頼らず食生活で改善する」と言い張って拒絶していたところ、脳内出血で倒れて半身不随になってしまった人がいます。

その友人は「あのとき素直に薬を飲んでいればよかった・・・」と後悔しています。

その話を聞いたので、秀峰は、信頼できる医師のいうことは聞いた方がいいなーと思い、脂質異常や血圧などの薬も飲み始めたワケです。

とかくに健康・自然派志向のある人は、「ケミカル」に頼るのはよくないとか言いますが、その主義を貫くために、不要な散財をしたり、半身不随になったりしたら、なんのための「健康」だか、わからなくなります。

健康・自然派志向の人だって、歯医者さんで親知らずを抜くときに、麻酔(ケミカルの典型)なしで、激痛に耐えながら抜いてもらう人はいないでしょう。

最後になりますが、この記事を読んだとしても、なにかの行動を変更するときは、あくまでも個人の判断と責任でお願いします。
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