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香港街燈 (1/2) [思い出]

32年前の今日、20歳の私は、中国の広州へ入るため、香港で待機していた。当時の中国は、外国人観光客にはツアー以外は原則ビザを出さず、入国しても居留できる町も限られていた。

 

そこで、約1か月かけて、シルクロードの仏教遺跡などを自由旅行する計画の私は、入国の裏ワザとして、まず香港に入り、香港の学生に成りすまして、その修学旅行の一員として中国への入国を手配してもらったのだ。

 

本題の中国旅行はまたの機会にして・・・私は香港と言う都市がえらく気に入ってしまった。それで、香港を舞台にした古い映画「慕情」(ウイリアム・ホールデンとジェニファー・ジョーンズによる恋愛映画)のロケ地めぐりと、敬愛する角松敏生さまの曲「香港街燈」の歌詞に出てくる場所めぐりのため、のちに2回、香港を訪ねることになる。

 

怖いもの知らずで、コレラの汚染地域に指定されているにも拘わらず、裏通りの路上で勝手に営業している露店の海鮮魚介類(生から調理する)を平気で食ったり、犯罪の温床として有名で、今はなき、九龍城に侵入したりしていた。

 

一方で、名ホテル「ペニンシュラ」で、アフタヌーン・ティーや、高級飲茶を楽しんだり、ホテル内のブティックで、ダンヒルのセカンドバッグを買ってきたりした。 あとで、友人から「おい、そのバッグはヤ◯ザが持つものだぞ!」と指摘されたり・・・ この続きは、パート2で記事にする。


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